末路に向かって

徒然。意識無意識。

うーむ。

俺のレスポールカスタムの相場をチェックするのも怠らない。

 

とはいえ、今日はさらに踏み込んでのウェブ検索や、YouTubeなどもチェック。

 

すでにsoldと書かれた、楽器店による過去記事までチェックしてみたが、やはりこの数年で1970年代前半製レスポールカスタムの価格は倍増している。

 

1970年代のGibsonは評価が低いというのが定説であったが、ここ最近では価格とともに評価も高騰しているように思う。

 

実際、俺のレスポールカスタムはものすごく良い。

以前所有していた1973年のカスタムもかなりのものだった。

 

世間の好みと俺の好みはかけ離れているのだろうと思って気にしてはいなかったのだが、最近の評価がとにかく大絶賛で驚く。

 

ロックにもメタルにも使えるし、本来はジャズ用に作られただけあって、ジャズにもハマる。

 

再生産によりスタンダードと同じくメイプルトップになったものの、指板材の違いでスタンダードよりもレスポンスが良い。つまり、間を大切にする音楽ほど本領発揮できるギターなのだ。

 

メタリカのジェームズもよく愛用しているが、彼のサウンドはEMGによる音が大きいと思わせておいて、実はエボニー指板のサウンドキャラが活きているように思う。

 

鮎川誠さんも愛用していることから、ブルースロックにもどハマりすることは証明されているようなものだし。

 

とある楽器店による解説動画でも、やたらと大絶賛されているが、こういった再評価は実に嬉しい。

 

と同時に売りたくない気持ちが首をもたげてくる。

 

そう、売ってはいけないギターなのだ。

 

わかっちゃいるのよ。

 

頭ではね(笑)。