俺、思い返すと、かなりマイナーなキャラだったと思う。
中学入学の時点でロックに目覚めていて、それはまだ潜在意識の中だったが、中学2年の時にはもうロックにハマっていた。
が!
まだバンドブーム到来の前である。
それだけでマイナー。
しかもまだ中学生。楽器を買う手段も財力もない。
我が家は裕福ではなかったし。
まあ、それでもなんとかしてレコード(時代を感じたでしょ?)を入手し、聞きまくっていた。
もちろんそれは誰にもヒミツなのだ。
言ってもわからないし、説明がめんどくさい。
ロックはまだまだ市民権を得てなかった。
特に俺が好きなジャンルはね。
学校ではシブがき隊や少年隊や中森明菜やチェッカーズなどが好きだということにしておいた。
俺だけの密かな楽しみだった。
つまり、学校では存在感がないやつだったのだ。
問題児ではあったらしいが(笑)。
自由過ぎたのね(笑)。
ん。
で、最近ちょいちょい同級生と会う機会があって、色んな話をするのだが、あらためて俺のマイナーさ加減が分かってきた。
やはり同窓会へは行くまい(笑)。
最近会う同級生はだいたいメジャーな存在な人たちなのだが、彼らは『めんどくさい』という理由で行きたくないそうな。
しかし、お前が一緒に行ってくれるなら行きたいなー。って。
行くか!って言うと『じゃあ行かない』って。
ん。
やはり仲間内だけで飲むことになりそうだ(笑)