末路に向かって

徒然。意識無意識。

セイコーの古い時計

セイコーシチズンの功績は偉大だ。

 

もちろんオリエントもカシオも偉大だ。

 

しかしながら、どうしても古いものに惹かれる。

 

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これは俺の所有するセイコースーパー。

いや、もうたまらない。

 

セイコー初の自動巻き腕時計とか、現存するものが少ないので、状態の良いものは結構なお値段なのだが、とてつもなく欲しい一本である。

 

あとセイコーの素晴らしさを世界に知らしめたセイコーマーベルとかね。

 

文字盤が手作りだったからなのか、古い時計の文字盤は様々なパターンがあって、そこもまた魅力的だ。

 

セイコースーパーはセイコー初の本中三針なのだが、それ以前のスモセコのついた時計も格別の魅力をもっている。

 

古い文字盤の魅力とは一体何なのだろうか。

なぜこうも俺を魅了するのだろうか。

 

最新型のまったく隙のないデザインは、それはそれで完成度の高さを物語っているようで素晴らしいと思うのだが、やはり俺には似合わないように思う。

 

なにしろ俺が隙だらけだからだろう。

 

久しぶりにロレックスを見てきたが、やはり年代の古いもののほうが好きだ。

 

しかしながら、古い時計というのは使用するにあたってことのほか気を使う。

もちろん防水性能など皆無だし、耐衝撃性や防塵性能なども皆無に等しい。

 

と思ってたら、そういう古い時計を再現したかのようなデザインの腕時計をリリースするメーカーがあるのね。

 

アンティークウォッチを普段使いにしてる気分になるようなやつ。

 

もちろん小さなメーカーではあるが、ムーブメントはセイコーだったりミヨタだったりで、いわゆる低価格なムーブメントではあるものの、ちゃんと使えるものなので、大事なコレクションは自宅で観賞用として大事に保管し、その雰囲気を持つ時計を普段使いにできる。

 

腕時計なんて、所詮は自己満足の世界だし、これは良い。

 

とはいえ、そういった腕時計は世界的な名品が元なので、俺の好きな1950年代の日本の時計のようなデザインのものは無いのだが。

 

どこかにそういう腕時計が売ってないものか。