そうなのだ。俺は存在しているのだ。
ただただ存在しているだけにすぎないが。
海に漂うゴミと何ら変わらないのだが、それでもこの世にフラフラと存在している。
愉快なものだ。
幼少の頃より映画『男はつらいよ』を散々観てきて、社会的に不適合な主人公を観て笑っていたものだが、俺はそれよりもタチの悪い存在になってしまった。
困ったものだ。
とはいえ、そろそろ潮時かもしれない。
色々と飽きてしまっているのだな。
まあ、散々好き勝手に生きてきたし、明るい未来など微塵も感じられないし。
いやー、この国の政治はマジで腐っている。
アメリカの植民地であることをやめない政治家と閣僚。既得権益にしがみつく連中。
企業へのばら撒きと、統一教会による組織票で選挙はすでにその意味を成さないし。
若者はすでに諦めて無力化しているし。
終わったな。
海外移住について調べてみようかな。