末路に向かって

徒然。意識無意識。

ぼっち・ざ・ろっく!

うーむ。感動した。

 

文化祭のシーン。

 

レスポールのペグが壊れて、1弦を切ってしまったぼっちちゃん。

ぼっちちゃんの穴をキタちゃんがアドリブカッティングでカバーし、それを見たぼっちちゃんが、ワンカップ酒の空いたカップボトルネック!無事に乗り切ったのだ。

 

ゾクゾクした。

 

その後、なんだかんだで自分のギターを買う流れになり、楽器店に行くのだが、ここで大人の事情が登場(笑)。

 

ヤマハがスポンサーなのかな。

ぼっちちゃんはヤマハエレキギターを買うのだ。

 

うーむ。

 

一気にリアリティーが無くなってしまった。

 

 

いや、待てよ?

 

たしかに、俺の周りにはヤマハユーザーのロッカーは皆無だ。

売ってるのは見かけるものの、買って使ってるロッカーには会ったことがない。

 

古〜いヤマハを使う人はたまに見かけるが。

 

が、色々と公平に見て、ヤマハエレキギターは良い。とても良い。もっと評価されるべきなのではと思う。

 

使うきっかけがないだけで、なかなか考えられているように思うのだ。

 

ぼっちちゃん効果で、ヤマハユーザーが増えれば、一定の評価を得られるように思う。

 

そうして正当な評価をされることになって、市民権を得ることができれば、作品としての『ぼっち・ざ・ろっく!』のリアリティーもうなぎのぼりだろう。

 

まさに相乗効果。

 

面白い作品はより多くの人に楽しんでいただきたい。

 

そしてまたロックという音楽も、ロック音楽を生演奏する楽しさや楽しみ方も継承されてゆくわけで、今や絶滅危惧種となりつつあるロックには、まだまだ人々を楽しませる力があると証明できるというものだ。

 

レスポールカスタムユーザーとしては、ぼっちちゃんがレスポールカスタムユーザーでなくなるのかと思うと多少寂しくもあるが(笑)。

 

俺もヤマハユーザーになろうかな。マジで。