末路に向かって

徒然。意識無意識。

私がバカでした。

時計から離れた生活をしていた。

憧れていたロレックスを手に入れたら、すっかり冷めてしまったのだ。

そんで、欲しいギターがあったので、ロレックスを売って買った。

 

が、まさかこんなに高騰するとは。

 

しかし、そういうのも知らず、もう時計の知識も枯れ果てていたとき、フリマサイトでチュードルの中古の時計を発見。

俺がロレックスを買った頃のチュードルのお値段とそう変わらず。

あー、チュードルいいかもねー。ロレックスより上品だわさ。

と、購入。

リファレンスナンバーだのシリアルナンバーだのは完全無視で、相場よりちょい安いし。と。

 

そしたらあなた。今や中古とはいえチュードルも高騰してるのね。

 

つまり、真っ赤なとまではいかないが、オレンジ色ぐらいの偽物っぽい。

 

そもそもETAのムーブメントなのだが、売り手の正真正銘スイス製のETAです。という文言を怪しむべきだった。

 

わざわざ書いてあるのがもう怪しいよね。

 

んで、リダンの可能性があるだの、オーバーホール歴も修理履歴も不明。幾多の人の手を渡ってきたアンティークだから。と。

 

でもまあ、デザインは好きだし、問題ないでしょと購入。

 

まあ、授業料だ。

 

とりあえず時計としては成り立っているし、質感も全然悪くない。

何かの機会に見たロレックスのスーパーコピーよりも良い出来具合。

おそらく、何もかもが偽物ではなく、実際に修理やオーバーホールで純正部品でないパーツが混ざって、価値を失ってしまったものだろう。

 

ベトナムで一万円で売ってましたというコメントを見たことがあるが、それとも違うと思う。

 

もちろんフリマサイトで格安で出品することも可能だろうが、使っているうちに愛着が湧いてきてしまったので、そのまま愛用している。

 

もしもこれが完全なるコピー商品だったとするならば、各方面のみなさんに申し訳ない気もするが、そうなると俺も被害者なわけで。

 

でもまあ、俺もある意味リダン賛成派だ。

オリジナルにこだわるより、道具として使えるかどうかが大事なので、文字盤の傷みが激しければ交換すべきだ。

その際、ジェネリックパーツもありだ。

使うのは自分なので、いっそ自分好みに変えたりして楽しむのも良いだろう。

 

とりあえずせっかく買ったのだから、飽きるまで使い倒そう。

 

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んでよ、調べたら青サブの小薔薇チュードルなんて存在しないのね(笑)。

 

注意喚起になれば幸いです(笑)。