末路に向かって

徒然。意識無意識。

ぼっち・ざ・ろっく!

ぼっち・ざ・ろっく!

というアニメを観ている。

 

友達がひとりもいない、いわゆる『コミュ障』でひとりぼっちな女の子が、ふとしたきっかけでエレキギターを趣味とし、ロックバンドに加入する話だ。

 

主人公は『ぼっちちゃんこと後藤ひとり』という女子高生なのだが、Gibsonレスポールカスタムを愛用している。

ここで何でそんなに高級なギターなんだ!と思ったら、お父さんのギターを借りているという設定だった。

 

貸すかな?とも思ったが、まあ貸さないことには物語が進まないので仕方ない。

 

しかし、なかなかよくできた内容で、ライブハウスについての説明もあったり、チケットノルマや集客についての会話もあったりで、実に分かりやすくて良い。

 

出てくる機材なども、何気に実在する物ばかりだし、観ていてホンワカする内容だ。

 

これまでのバンド系のアニメは、素敵な面だけを切り取ってアニメ化していたが、アマチュアバンドマンの苦労なんかも描かれていて楽しい。

 

もちろんアニメなので『おやおや』と思うところもあるが、それはそれで良いのである。

 

はやく続きが観たいものだ。

 

んで、その主人公がいつも着ているのがピンクのジャージなのだが、今日、ドンキで似たようなジャージを見つけて衝動買いしそうになった(笑)。

袖に入った白いラインが違ったので思いとどまったが、そもそもピンクのジャージなんて爺さんが着て良いものではなさそうな気もする(笑)。

 

あぶないあぶない(笑)。

 

この国では、年齢と関係なくどのような服装をしようが自由が保証されているのだが、やはり俺がピンクのジャージを着て良いのは自宅にいるときだけだと思う。

 

 

と、自分を律していることにお気づきだろうか。

 

つまり、ぼっちちゃんと同じジャージを見つけてしまったら、きっともう買っちゃうのだ。

そのときには周囲の声など耳に入らない。

 

が、

 

まだ自分を律しようとする心がある。

 

なんとか耐えよう。

 

実は『放課後ていぼう日誌』というアニメにハマってしまいそうな予感がするのだが、この作品にもジャージが出てくる。

 

うむ。そのジャージは、もっと欲しいのだ。

 

中高生の頃、あれだけ嫌いだったジャージ。

 

この年になって、あのダサい、通称『イモジャージ』が愛おしく感じるようになるなんて。

 

うーむ。

 

しばらくジャージ売ってそうなところには近寄るまい。

 

いずれにせよ欲しいジャージを着ているのは女子高生なのである。

 

俺の頭の中はきっとお花畑なのだろう。

 

 

俺はもうダメかもしれない。