末路に向かって

徒然。意識無意識。

ひとくちに腕時計と言っても

腕時計ほどバリエーション豊かな道具もあるまい。

クォーツやデジタルを除外し、手巻きや自動巻などの機械式に限定したとしてもかなりのものだ。

 

アンティークなど現存しないメーカーを含む場合、それこそ星の数ほどあるのではないかと思われる。

 

おそらく全てを知る人は存在しないと思う。

 

各社とも多種多様な技術を磨き上げ、自信を持ってリリースするわけで、機能や性能だけでなく視認性や使い勝手など、またはデザインも含めて、個性の宝庫である。

 

これは他の道具では見られない現象だと思う。

 

単に時間を知るための道具にとどまらないからだろうが、宝飾時計を抜きにしても実に多彩だ。

 

できれば人と被りたくないと思うならば、この道の枝分かれぶりこそ最高である。

 

それこそ俺はブローバの時計を使うことがあるわけだが、今のところ一度も被ったことがない。モデルが被らないどころか、ブローバを着けてる人にも会ったことがない。

マニファクチュールではないし、知名度も低く、特に人気のあるブランドではないというのが被らない主な理由だろうが、そこなのよ。そこが魅力的なのよ。

 

マニファクチュール。

こだわりたい部分でもあるが、こだわりすぎると視野を狭めてしまいそうだし、デザインは大事なので、俺の心が震えるものであれば欲しいと思うことに疑問を持たないようにしている。

 

 

ちなみに、ロレックスは何度も被ったことがあるので、なんだか嫌になって売り払ってギターを買ったことがある(笑)。

 

なので、ロレックスならアンティーク物が欲しい。

 

高くて買えないけども(笑)。

 

できるだけ庶民的な価格で、人と被らないデザインで、可能な限りカワイイやつが欲しい。

 

まあ、さほど外出しないし、たくさんあっても維持管理に困るし、ウェブで眺めてるだけでも結構楽しいものだし、何より何の知識もない初心者の俺には、ウェブに書かれている色んなデータを読むだけで勉強になるのでありがたい。