エピフォンカジノをポチった話の続き。
ぶっちゃけますと、ギターは何本も所有していて、コロナ禍でバンド活動を封印してからは、単なる宝の持ち腐れ状態なのです。
たまに弾き語りとかやってますけど、アコギとウクレレしか使わないので、出番がないエレキ系は置物でしかない。
アコースティックシミュレーター使って、エレキで弾き語りってのもアリなんだろうけどね。
とりあえずはその予定はなくて。
ただ、バンドでライブすることがあるならば、そのときはコレを使うと決めているギターがある。
GRETSCHのテネシアンである。
もちろんスタジオリハで試してみて、ダメなら使わない。
が、そのときはGRETSCHのファルコンがある。これはもうライブで何度も使ってきたので安心できる一本だ。
あと、そのときのバンドスタイルによってはレスポールカスタムを使うかもしれない。
と、ここまで試してみて、それでもダメなときには今回ポチったエピフォンカジノの出番となる。
つまり、ほぼ出番に恵まれることはない。
ああ、それなのになんで買ったのか。
そんなの説明できることではない。
理屈ではないのだ。
己の欲望にしたがっただけとも言えるし、俺の中の野生の勘が働いたとも言える。
もしくは『魔が刺した』という表現が正しいのかもしれない。
しかし、これが人間だ。
これこそが人間なのである。
頭で分かっていることが、本能なのか心なのか、はたまたバカなだけなのか、どうしても抗えない何かによって突き動かされることがあるのだ。
かつて著名なギタリスト達によって愛されたギター。
そして肝心の俺はギターが弾けない(笑)。
吉本新喜劇ならばココで全員コケるところだ。
しかしマジで弾けないのだ。
いくつかのコードを知っていて、なんとなくジャカジャカと鳴らすことができるだけだ。
そんな俺がよくもまあ威張ってギターを買いやがって。
しかしながら、ギターのスキルと購入という行為に必要な条件とは完全に無関係なのだ。
運転免許がなくてもクルマの購入はできるようにだ。
が、そんな俺にも中国製エピフォンカジノ(しかもアウトレット品)ならば、なんとなく許されそうな気がする。
許されなくとも、罪は軽いような。
というわけで、早く届かないかなー。とワクワクしている。
もしかしたら、購入してから届くまでが一番楽しいのかもしれない。
アウトレット品というのも密かに楽しみだと思っている。
ではまた!